食器棚の建具メンテナンス
2017年12月19日
今回は食器棚の建具のメンテナンスのご依頼です。
木製作り付けの食器棚で、経年の汚れが染み込んだ状態でした。
写真の白っぽく見えている部分が染み込んだ汚れです。
洗浄のために濡らしているので水分が吸い込んだ部分は赤く、
水分が染み込まない部分は白っぽくなっています。

まずは、この汚れを落とします。

一通り汚れを落とし、水拭き後に濡れた状態です。
経年の使用による表面のスレこそ残りますが、水弾きや付着物も取り除いて残すは仕上げ。
今回は、周りの状態と違和感なく、着色はせずにできるだけ自然な感じの仕上げを目指しています。
当初はウレタンなどでしっかりと造膜する塗料を使おうかと思っていましたが、
イメージが変わりすぎてしまうのでもう少し自然な仕上げのできる塗料を使うことに。
完成

ここ最近の新築の木部塗装なども、和室床の間のようなピカピカした仕上げではなく、ウレタンクリア仕上げでも艶を抑えた仕上げや自然塗料など膜を造らない仕上げが好まれる(選ばれる)ことが多いようです。
双方ともどちらも一長一短あり、最終的には好みだったりしますが場所によって使い分けをおすすめしています。
自然塗料やオイル系の塗料は手触りや見た目も木の持ち味を生かした仕上ですが、汚れや水などには長期的には弱いと思います。
木に浸透するので造膜するわけではないので膜が剥がれることはありませんが、耐久性があまり高くなく汚れが染み込み目立ちやすいことなどメンテナンス面で少し気を遣う必要があります。
それに対してウレタンクリアなどはしっかりと膜を造って木を保護するので水などは染み込みにくいですが、木の感触は失われてしまいます。
今回は、そのちょうど中間の特徴をもつ塗料で仕上げてみました。
乾燥時間は少し長めですが、
造膜する塗装ではないので見た目は自然な印象。
自然塗料などオイル仕上げよりも水に対して高い耐久性。
塗料もニーズにあわせていろいろと出ていますね。
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長野県上田市の塗装店
(有)大矢塗装店
http://www.ohya-coating.co.jp
メール
info@ohya-coating.co.jp
facebookページ
https://www.facebook.com/ohyacoating
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木製作り付けの食器棚で、経年の汚れが染み込んだ状態でした。
写真の白っぽく見えている部分が染み込んだ汚れです。
洗浄のために濡らしているので水分が吸い込んだ部分は赤く、
水分が染み込まない部分は白っぽくなっています。

まずは、この汚れを落とします。

一通り汚れを落とし、水拭き後に濡れた状態です。
経年の使用による表面のスレこそ残りますが、水弾きや付着物も取り除いて残すは仕上げ。
今回は、周りの状態と違和感なく、着色はせずにできるだけ自然な感じの仕上げを目指しています。
当初はウレタンなどでしっかりと造膜する塗料を使おうかと思っていましたが、
イメージが変わりすぎてしまうのでもう少し自然な仕上げのできる塗料を使うことに。
完成

ここ最近の新築の木部塗装なども、和室床の間のようなピカピカした仕上げではなく、ウレタンクリア仕上げでも艶を抑えた仕上げや自然塗料など膜を造らない仕上げが好まれる(選ばれる)ことが多いようです。
双方ともどちらも一長一短あり、最終的には好みだったりしますが場所によって使い分けをおすすめしています。
自然塗料やオイル系の塗料は手触りや見た目も木の持ち味を生かした仕上ですが、汚れや水などには長期的には弱いと思います。
木に浸透するので造膜するわけではないので膜が剥がれることはありませんが、耐久性があまり高くなく汚れが染み込み目立ちやすいことなどメンテナンス面で少し気を遣う必要があります。
それに対してウレタンクリアなどはしっかりと膜を造って木を保護するので水などは染み込みにくいですが、木の感触は失われてしまいます。
今回は、そのちょうど中間の特徴をもつ塗料で仕上げてみました。
乾燥時間は少し長めですが、
造膜する塗装ではないので見た目は自然な印象。
自然塗料などオイル仕上げよりも水に対して高い耐久性。
塗料もニーズにあわせていろいろと出ていますね。
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