2014年04月23日
塗装にはいい季節になりました。
さて、様々な目的の塗料が各メーカーより出されています。
その中には新製品だけでなく、ロングセラーの塗料もあります。
長く使ってきた塗料も、改良され進化?しているのか、使用感が変わってくることもあります。
そんな時は、同等の塗料を塗り比べてみます。

同じ板に白で塗ってみました。
違いがわかるでしょうか?
今回のテストでは隠蔽性に焦点をあて、同じ条件で刷毛塗り一回。
乾燥した状態ですが、下の写真の方が透けています。よ〜く見ると塗り重なった部分は透けが少なく見えます。
これに最近悩まされていました。
何度か塗り重ねても、その差が目立つ。それを消すために、通常より塗り回数を増やしたり、希釈率や道具を変えても解消されず今回のテストとなりました。
長く愛用してきた塗料だけになかなか決められませんでしたが、今後は結果の良好だった塗料に変更決定です。
改良されるのは大歓迎ですが改悪?となってしまうような変更はたいへん残念です。(T_T)
さて、様々な目的の塗料が各メーカーより出されています。
その中には新製品だけでなく、ロングセラーの塗料もあります。
長く使ってきた塗料も、改良され進化?しているのか、使用感が変わってくることもあります。
そんな時は、同等の塗料を塗り比べてみます。


同じ板に白で塗ってみました。
違いがわかるでしょうか?
今回のテストでは隠蔽性に焦点をあて、同じ条件で刷毛塗り一回。
乾燥した状態ですが、下の写真の方が透けています。よ〜く見ると塗り重なった部分は透けが少なく見えます。
これに最近悩まされていました。
何度か塗り重ねても、その差が目立つ。それを消すために、通常より塗り回数を増やしたり、希釈率や道具を変えても解消されず今回のテストとなりました。
長く愛用してきた塗料だけになかなか決められませんでしたが、今後は結果の良好だった塗料に変更決定です。
改良されるのは大歓迎ですが改悪?となってしまうような変更はたいへん残念です。(T_T)
2014年04月04日
最近、数件の建設現場での重大な事故が報道されました。
一件は、高速道路橋桁塗装中の火災。
もう一件は、建物解体中に足場が倒壊。
両方とも私たち建築塗装に携わる人間にもおこりうる事故です。
溶剤系の塗料は揮発性、引火性の高いものもあり当然、火気には充分な注意が必要です。
今回の橋桁火災においては、作業用の薬品が付近にあった電球に付いての出火ようです。
(剥離剤?:塗料を落とすためのもので塗装された塗料を溶解、軟化させはがれやすくするもの)
溶剤を含む剥離剤が、電球の熱で発火、周囲の剥離剤に引火して広がったのかと想像できます。
塗装している塗料自体が勝手に燃え出すということはそうありませんが、
油性塗料で乾燥中に発熱、発火のおそれのあるものがあります。
1つの重大事故の背景には、29の軽微な事故があり、その背景には300の異常が存在するというもの。
とハインリッヒの法則でも言われています。
少しの手間や注意を怠ることは重大な事故を起こす可能性が潜んでいます。
一件は、高速道路橋桁塗装中の火災。
もう一件は、建物解体中に足場が倒壊。
両方とも私たち建築塗装に携わる人間にもおこりうる事故です。
溶剤系の塗料は揮発性、引火性の高いものもあり当然、火気には充分な注意が必要です。
今回の橋桁火災においては、作業用の薬品が付近にあった電球に付いての出火ようです。
(剥離剤?:塗料を落とすためのもので塗装された塗料を溶解、軟化させはがれやすくするもの)
溶剤を含む剥離剤が、電球の熱で発火、周囲の剥離剤に引火して広がったのかと想像できます。
塗装している塗料自体が勝手に燃え出すということはそうありませんが、
油性塗料で乾燥中に発熱、発火のおそれのあるものがあります。
1つの重大事故の背景には、29の軽微な事故があり、その背景には300の異常が存在するというもの。
とハインリッヒの法則でも言われています。
少しの手間や注意を怠ることは重大な事故を起こす可能性が潜んでいます。